mirrors and windows 加藤伸郎

  • mirrors and windows

加藤伸郎
MEDIA:写真、lambda Print
YEAR :2013

提出作品の解説
本作品は新聞に掲載されていた写真の中に映り込んでいた画像を拡大印刷し、それに反射させた液晶画面が放つ光を写真として再度撮影したものです。
入れ子構造になった写真の中の画像を抜き出す事で心霊写真の様に被写体の実在性、証明性が曖昧になり、拡大した新聞写真特有の荒さや、そこに覆い被さる反射させた液晶画面の光はイメージの不確かさを想起させ得体の知れないないものとして浮かび上がってきます。
タイトルはジョン・シャーカフスキーが1960年代にキュレーションした展覧会「Mirrors and Windows」から引用しており、また本作品の製作技法も表しています。
展覧会が行われた当時は鏡と窓は自らの内面を知る事と外の世界を見る事の比喩でしたが、はたして今日において視覚や知覚とはそんなに単純な事でしょうか。
日々の行動はネットワークを通して全てデータベース化されています。それら様々な情報を集積し統合し分析する技術は日々発達し、個人や社会を管理し操作し始めています。鏡の中も窓の外も管理された得体の知れないもので埋め尽くされようとしているのではないでしょうか。
本作品はシリーズ作品の中から選んだ1点です。

大きさ
(幅×奥行×高さ)
606mm × 20mm × 727mm
重さ
カテゴリー
販売価格
¥ 110,000 円(税込)
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Profile

加藤伸郎

1980年愛知県生まれ
現在東京と千葉を拠点の制作活動中。
また海外の美術書籍を中心に取り扱うオンラインショップknew as newを運営中。

学歴
2006 東京綜合写真専門学校第二学科卒業
2004 東京電機大学工学部建築学科卒業

主なグループ展
2016 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD NEW VISIONS #02」(G/P gallery Shinonome)
2008 「I filled my lungs with the cream of dust.」(新宿眼科画廊)

主な個展
2013 「mirrors and windows 」(MUSEE F)
2012 「Dance crazy,till a meal gets rotten.」(MUSEE F)

主な受賞歴
2020 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2020 #9」入選
2019 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2018 #8」入選
2017 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2017 #7」入選
2015 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2015 #5」審査員賞(佐々木敦選)
2011 「ワンダーシード2011」入選
2009 「ワンダーシード2009」入選