「Holding the Sea #07」 溝縁真子

  • 「Holding the Sea #07」

溝縁真子
MEDIA:サイアノタイプ、和紙、プラスチック漂流物
YEAR :2020
額装サイズ:580 × 670 mm

提出作品の解説
「Holding the Sea #07」
2020
35x50cm
サイアノタイプ、和紙、プラスチック漂流物

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2020.8.3

砂地に色を添える破片は、摘み上げると幻みたいにハラハラと指から溢れた。
太陽の光を受けて指先に繊細な煌めきを残したが、ねっとりとした感触は私の心にこびりついたままである。

ある時私は、自分の内側に抱えた海を感じていた。
優しく響く鼓動と、暖かさ。
閉ざされた暗闇にあっても、光が見えているようだった。
なんとも言えぬ幸福と裏腹に、胎内の汚れが気になった。

海に望んで、粉々になったそれらを一つ一つ拾い上げる。
私たちが海という永遠に葬り去ってしまったものは、我々の海への蓄積となる。

大きさ
(幅×奥行×高さ)
350mm × × 500mm
重さ
カテゴリー
販売価格
¥ 110,000 円(税込)
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Profile

溝縁真子

1984年京都府生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻をへて、2010年に渡独。ライプツィヒと京都で制作発表を行いながら、2016年ライプツィヒ視覚芸術アカデミーマイスターシューラーを取得。現在は京都を拠点に活動中。

“自然環境と調和した人の暮らしとはどんなものなのだろうか”と、生活の中での気づきや考察・観察 ・実践を根拠に作品制作を展開する。写真を主軸に版画や古典技法を取り入れた制作を展開し、特にサイアノタイプ(日光写真)を用いたワークショップも開催している。

www.makomizobuchi.com